出産記録⑤ 陣痛ってやつは

出産

出産体験の記録を残しております。今回はシリーズ第5回目。(勝手にシリーズ化)

前回までの記録は・・・

出産記録①  出産記録②  出産記録③  出産記録④

 

16時に分娩室に入ってから、私の位置からは時計が見えませんでした。

なので、正確に何時に何が起きたかまでは記録できないのですが・・・。

破水した時点で8から9センチは子宮口が開いていました。

なのに、なかなか子宮口が8センチから全開まで開かない状態が続きました。

この時は、定期的な痛みが結構強くなってきていたとはいえ、まだ旦那さんと話せるレベルでした。

産まれるまで結構かかるという判断なのか、助産師さんも殆ど立ち会っていなくて。恐らく、旦那さんと私だけの時間が結構あったんだと思います。

助産師さんが来れば、子宮口の開きや状態が聞けるので、来てくれるたびに「あとどれくらい我慢すればいいんだろう。全開と言ってくれ・・・」と心の中で思っていました。

でも、まだこの時なんて今から思えば全然余裕だったんですよね・・・。

痛いのは痛いんだけど、いきみたい感覚がまだなかった。だから、痛いのを我慢するだけでよかったから。

 

その後、「微熱もあるし、血液検査の結果、子宮内の感染が心配なので促進剤入れますね」と途中で言われてからが本当にしんどくて。(感染の原因は破水。羊水の濁りもあると言われた)

促進剤てすごいんですよ。

がんがん痛みのレベルが上がっていって、陣痛間隔もどんどん短くなっていって。

でも、それでもそこから3時間か4時間くらい痛みに耐えることになるのですが・・・。

 

促進剤は様子を見ながら少しずつ時間をあけて点滴から入れられていました。

入院前にサインなどを済ませていたので、即投与できてラッキー。

これが途中でサインして、説明聞いてなんて絶対できなかったと思うので・・・。

 

で。

陣痛が強くなってきて、立会いの旦那さんに何をしてもらっていたかというと。

ひたすら、「ふーーーっ」てそばで言ってもらうだけ。以上。(笑)

 

いや、助産師さんがここ押してあげて、とおしりのまさに穴くらいのところを押す方法を教えてくれたのですが、全然きかなくて。

やっぱり、助産師さんみたいに結構な力で押してもらわないと意味がないのね。いきなり初心者の旦那さんが押してもいきみ逃しになんて全然ならなくて。

なら、触らないで、ていう感じ(笑)

それに、私の場合は助産師さんに押してもらっても、むしろいきみたい感じに意識がいってしまうのであまり効かなくて。

それよりも、ひたすら「ふーーー」て息を吐くことに意識を集中したほうがいきみを逃せたんです。

 

お産の前に呼吸法のCDが配られていて、家でも何回か聞いて練習していたのですが、いわゆる「ヒッヒッフー」というやつではなくて。

痛い時にひたすら長い息を吐くっていう方法でした。

これに何の意味があるんだ?て思っていたのですが、まさにこの息を吐くっていう動作に集中すると本当にいきみ逃しになるからすごい。

なので、ひたすら息を吐いて。

それが痛さでできなくなるので、旦那さんに一緒に言ってもらって、それに合わせるというスタイルが私にはぴったりで。

なので、旦那さんには、「一緒にふーーー、て言って><」とだけ依頼。

あとは、飲み物を渡す役。

この飲み物がかなり大事。ペットボトルにストローが付けられる蓋はぜひ持っていってくださいね。これがなかったら本当に辛かったと思う。一番持っていってよかった物です。

なんでって、寝転がったまま飲めるから。

いちいち起き上がらなくていいので、かなり助かりました。

結構水分取るように言われるので、痛みの合間に飲み続けていたのですが、このストローなかったらどうなっていたんだろう、とお産の途中ですでに思っていました。

 

お産が進むにつれて、吐き気が出てきて。

産むけっこう直前まで吐いていました。

なので、飲むものはお茶オンリー。

ポカリとかも用意したんだけど、吐くときに口の中がやな感じになるから・・・。お茶がベスト。

飲んでは吐き、飲んでは吐き・・・て感じ。

陣痛が来てる中で吐くのが一番辛かった><

痛いの我慢しなきゃだし、気持ち悪いし、吐くのも辛いしで地獄(笑)

 

なので、旦那さんは大量に吐いたら助産師さんを呼ぶ役でもありました。

あと、私が赤ちゃんの心拍をひたすら心配していたので、「赤ちゃんは?」と聞いたらモニターを見て「大丈夫、元気」と言ってくれていました。

あとは、外で待つ母に状況を伝えてもくれていました。

何かしらの処置をするときは、必ず旦那さんは外に出されてしまったので、そのときに報告等してくれていたそうです。

途中で、お腹空いたでしょ?と聞いたら、私の父も駆けつけてくれて、そのときにおにぎりをもらった、とのこと。外にいる間に急いで食べてくれたようです。

 

入院中に他の出産したお母さんたちと話をしていても、立会いの旦那さんの話はかなり面白かったなー。

その家族ごとの色があって(笑)

うちは特にいらっとすることはなかったんだけど、他の家庭では旦那さんの対応に怒鳴った、とか追い出したとかもちらほら(笑)

でも、こっちは必死だから、少しくらいそうなったって許してほしい。

痛いんだもん。しんどいんだもん。

ただ、それを見ているだけの旦那さんも辛いと思うので、お互いの思いやりは忘れたくないですが・・・まぁ、無理だわな。痛いんだもん(笑)

 

私も陣痛の波が来ているときは、ひたすらベッド横の柵みたいな棒を握りしめていました。

で、力強く握っていたわけではないのですが、なぜか私の場合は小刻みに手が震えてました。

というか、震えさせて痛みに意識が行かないようにするというか・・・。当の本人にしかわからない、変な感覚だと思うけど、こうすれば少しは楽、こうすればいきみに意識がいかない、ていうものが見えてきて。

なので一度も旦那さんの手を握る、みたいなドラマで見る感じのことはしてません。

ま、力強さで骨が折れるとかいうことも聞きますから(笑)握らないに越したことはないと思うけど。

 

て、なかなか出産シーンまでたどり着かないですね。

長くなったので、続きは次回にします!そろそろ授乳タイムなので・・・(現在朝方4時)

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